「医者」らしくない「医者」を目指して

　世の中に医療機関って沢山ある。その中で、なぜ目の前の患者さんがここを頼って来院されたか考えたことがあるか。何かを期待して来院されているのだ。それに対して、例えば、高血圧の患者さんが来院されて、「はい、次の人。血圧まだ高いね。薬、ちゃんと飲んでる？また出しておくからきちんと飲んでね！　はい、次の人。・・・」　そんな診療って有りうりますか？あなたたちは患者さん、あるいはご家族の期待にきちんと応える義務があるんだ。

　母校の大学の医の倫理の講座で、そのように教わりました。この教えを守り、患者様にはできる限り、病状、治療等についてわかりやすく説明する方針ですので、疑問点はお気軽に、遠慮なくお尋ねください。

また、街で知人、特に「患者さん」とお会いすると、決まり文句のように「先生！」と言われます。一般社会通念として、それはそれでよいのかもしれませんが、私個人としてはあまり好む「言葉」ではありません。理髪店に行けば、みな同じ人間、お客様。温泉で大浴場に入ると、みな同じ人間の形をしています。そう、「医師」、「医者」としてふるまえるのは医療に従事している時だけです。ですから、「西岡さん」って呼んでいただければいいのです。そんな気さくな医師としての姿を目指しています。よろしくお願いいたします。

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履　　歴（アンダーラインは現職・役職）

昭和 62年３月　聖マリアンナ医科大学卒業

平成 元年  5月   奈良県立医科大学第１内科臨床研修医勤務

平成   2年  7月　松下会東生駒病院内科勤務

平成   6年  7月　ニッセイ聖隷クリニック内科勤務

平成   7年  4月　 旧榛原町立総合病院内科勤務

平成 10年  4月　 高田市立病院内科勤務

平成 11年  4月　 旧町立大淀病院内科勤務

平成 12年  4月　ニッセイ聖隷クリニック内科勤務

平成 13年  4月　財団法人信貴山病院　ハートランドしぎさん内科　勤務

平成 13年  6月　奈良産業保健推進センター（現奈良産業保健総合支援センター）

　　　　　　 　産業医学相談員　勤務

平成 16年  7月　奈良県心身障害者　リハビリテーションセンター内科勤務

平成 17年  7月　指定介護老人福祉施設　かなはし苑　かなはし苑診療所　勤務

平成 19年  7月　財団法人信貴山病院　ハートランドしぎさん分院　上野病院　内科勤務

平成 25年  9月１日　西岡医院継承（父の死去による）

平成 28年11月　橿原地区医師会　産業医部会理事

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